ブログ記事は1000文字では少ない【書けない原因&文字数を増やすコツ】
初心者ブロガー「1000文字以上のブログ記事が書けません…。やっぱり文字数を増やすべきですか?文字数の目安や増やし方を教えて下さい!」
このような疑問に2年目ブロガーが答えます!
本記事の内容
- 1000文字以上の記事が書けない原因4つ
- ブログ記事を1000文字から増やす5つのコツ
- ブログ記事の文字数を増やす際の注意点3つ
結論を先にお伝えすると、1000文字のブログ記事では文字数が少ないです。
なぜなら1,000文字の記事では、読者の求めている情報をすべて伝えるのが難しいから。
とはいえ、少ない文字数でも検索上位に表示される場合もあります。
この記事では、「1,000文字以上の記事が書けない原因」と「文字数を増やすコツ」を紹介しています。
注意点に気をつけながら文字数を増やせば、誰でも簡単に1,000文字以上の記事が書けるようになりますよ!
ぜひ最後までじっくり読んでくださいね!
ブログ記事は1000文字では少ないです
正直な話、1,000文字くらいのブログ記事では読まれる可能性は少ないです。
なぜなら、読者の満足できる記事を1,000文字で書くのは難しいからですね。
1,000文字は「A4の紙1枚分」くらいです。
読者の満足度が高い記事とは「悩みや疑問を解決できる記事」のことです。
例えば[プロテイン おすすめ]と検索した読者には、「おすすめのプロテインが知りたい!」という悩みがあると考えられますよね?
ですが、「おすすめは〇〇のプロテインです」と記事にするだけでは、読者の満足できる記事とは言えません。
- 価格・量はどのくらいか?
- どんな人におすすめの商品か?(マッチョ向け・ダイエット向け)
- 実際に商品を試した感想は?
- ネット上での口コミはどうか?
- ほかのプロテインと違う部分はあるのか?
このように読者が知りたい情報はほかにもあるはずです。
読者の悩みを解決するために必要な情報をあわせて書くと、記事を1,000文字で収めるのは難しいですね。
SEOにおいて文字数は関係ない
ただし「文字の量」が多ければ、検索上位に表示されるわけではありません。
というのも、Googleの関係者は「文字数の多さで記事を評価するようなアルゴリズムは存在しない」と明言しているからです。
つまり、読者の悩みに答えるために必要な情報が十分にあれば、文字数が少ない記事でも検索上位に表示されます。
文字の量が多ければOKというわけではないと覚えておきましょう!
ただし文字数は間接的に影響している
とはいえ文字数の多い記事が、検索上位に多く表示されているのも事実です。
理由は1つで、読者の悩みを解決するために必要な情報(データや補足)を加えていくと、文字数が増えていくから。
以下は、「検索結果の上位10ページの平均単語数」をグラフで表したものです。
引用:serpIQ
英文サイトでの調査のため単語数となってますが、日本語に換算すると約1,000文字以上の差が出ています。
読者の満足度が高い記事を書くためには、文字数が多くなるのが当たり前なんですね。
文字数の目安は「3000文字」以上
読者に必要な情報を加えていくと、記事の文字数は自然と増えていきます。
「1,000文字くらいの記事しか書けない…」という人は、まずは「3,000文字」を目指して記事を書いてみましょう!
ブログで成果を出してる人の記事を読んでみると、最低でも3,000文字以上の記事が多いからです。
当ブログは「4,000〜6,500文字」の記事が多いです。
これから紹介する「1000文字以上の記事が書けない原因」や「文字数を増やすコツ」を参考にして、3,000文字以上の記事を書いてみましょう!
1000文字以上の記事が書けない原因4つ
1000文字以上のブログ記事が書けないのには、次のような4つの原因があります。
- ジャンルへの知識が足りない
- ライティングスキル不足
- 導入文&まとめを書いていない
- 読者のニーズを理解していない
1つずつ順番に見ていきましょう!
原因①:ジャンルへの知識が足りない
書いているジャンルについて知識が浅いと、書く内容に困ってしまいます。
例えば、自分の趣味や好きなことの話であれば、いつまでも友だちに話していられますよね?
わたしの場合は、飛行機を利用すると貯まる「マイル」の話なら、何時間でも話してしまいます。
このように1,000文字以上の記事が書けない場合は、そのジャンルの知識が不足している可能性が高いですね。
記事を書く前にリサーチをしっかりとしましょう!
原因②:ライティングスキル不足
ライティングスキルが十分にないと、1,000文字以上の記事を書くのは難しいです。
ブログ記事には「PREP法」という書き方を使いましょう。
- Point:結論
- Reason:理由
- Example:具体例
- Point:再結論
このような順番で文章を書く方法です。
「ブログはおすすめの副業」という内容をPREP法に当てはめると、次のようになります。
- 結論:ブログはおすすめの副業です。
- 理由:なぜなら、ブログは少ない費用で簡単に始められるから。
- 具体例:ブログにかかる費用は月1,000円くらいのサーバー代になります。
- 再結論:始めるハードルが低いので、ブログはおすすめの副業です。
「PREP法」を使って文章を書くだけで文字数も増えるだけでなく、読者に理解されやすい文章が書けるようになります。
原因③:導入文&まとめを書いていない
「1,000文字以上の記事が書けない…」という人は、導入文やまとめを書いていない場合が多いですね。
- 導入文:読者を本文に誘導する(ブログ滞在率のアップ)
- まとめ:読者に行動を促す(商品・サービスの購入)
「導入文」と「まとめ」には重要な役割があるので、ブログで収益化を目指すのであれば必ず書いておきましょう。
この2つを書くだけで500文字くらいにはなるので、3,000文字の記事の1/6は書けたことになりますよ。
原因④:読者のニーズを理解していない
読者の解決したい悩みや疑問(読者のニーズ)を理解していないと、文字数も増えません。
読者のニーズには、「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」の2つがあります。
- 顕在ニーズ:検索したユーザーが最も知りたいこと
- 潜在ニーズ:検索した目的(ユーザーが実現したいこと)
例えば、「全自動洗濯機 おすすめ」のキーワードであれば、以下のように読者のニーズが想定できます。
- 顕在ニーズ:おすすめの全自動洗濯機が知りたい
- 潜在ニーズ:全自動洗濯機を使って家事を時短したい
初心者ブロガーの場合、「顕在ニーズ」にしか答える内容しか書かないため、記事の文字数が少なく終わることが多いです。
以上、1000文字以上の記事が書けない原因4つでした。
ブログ記事を1000文字から増やす5つのコツ
次に、ブログ記事を1000文字から増やす方法を紹介します。
次の5つの方法になります。
- 競合サイトの分析をする
- ジャンルの知識を増やす
- 自分の体験談を書く
- テンプレートを作る
- 記事構成を決める
順番に解説していきますね。
①競合サイトの分析をする
同じキーワードで記事を書いている競合サイトの分析をしましょう。
競合サイトを分析することで、自分の記事に足りたい情報や内容が見つかるからです。
読者のニーズも把握しやすくなります!
具体的には「検索結果の上位1位〜5位の記事」を参考にすると、読者の求めている情報が見えてきます。
読者の悩みを解決するために加えるべき内容が見つかりますよ!
②ジャンルの知識を増やす
読者に伝わりやすい文章を書くには、取り扱うジャンルについて知識を深める必要があります。
なぜなら知識への理解が深まれば、説得力のある文章が書けるようになるからですね。
- ブログ記事
- 本や書籍
- 有料商材(Note、Brainなど)
- YouTube動画
- オンラインサロン
上記のような方法で、知識をインプットしましょう。
インプットした知識をブログ記事でアウトプットすることで、自分自身の知識に対する理解度も深まります。
読者に伝わりやすい文章が書ければ、自然と文字数も増えていきますよ。
③自分の体験談を書く
自分の体験談が書ける場合には、記事に取り入れましょう。
というのも、Googleは本人の実体験から得た情報や意見に価値があるとしているから。
「1次情報」と言います!
1次情報の書かれた記事は、検索上位に表示されされやすくなります。
「Googleからの評価が上がる」と「文字数が増える」の一石二鳥です。
④テンプレートを作る
記事を書く際に使うテンプレートを決めることで、ブログ執筆がスムーズになります。
文字数のバラツキも少なくなります!
わたし自身は、以下のような「記事構成の流れ」をテンプレートにしています。
- 導入文(記事への導入)
- 定義・基礎知識(そもそも〇〇とは?)
- 重要性(〜が重要な理由〇コ)
- 方法論(〜のやり方)
- コツ・注意点(注意するべきポイント)
- まとめ(記事のまとめ)
テンプレートを決めてしまえば、型に合わせて記事を書いていくだけなので執筆がサクサク進むようになります。
上記の記事構成は、読者が理解しやすい流れになっているので、「自分のテンプレートがない…」という人はそのままマネしてOKです。
⑤記事構成を決める
記事を書き始める前に、記事構成を決めておきましょう。
記事の全体像をしっかりと把握できるので、読者に理解しやすい順番で記事が書けるようになるからです。
当ブログでは「Googleスプレッドシート」を使って、記事を書く前に記事構成を決めています。
見出しごとに伝えたい内容がハッキリするので、文章を書くスピードも上がります。
記事構成を作れば文字数もだいたい予想できるので、記事を書く前に記事構成を準備してみましょう!
以上、ブログ記事を1000文字から増やすコツでした。
ブログ記事の文字数を増やす際の注意点3つ
ブログ記事の文字数を増やす際には、以下の3つのポイントに気をつけましょう。
- 競合サイトの文字数を参考にする
- 強引に文字数を増やさない
- 読みやすさを意識する
注意点①:競合サイトの文字数を参考にする
同じキーワードで記事を書いている競合サイトの文字数を調べてみましょう。
検索結果の上位にある記事は、「読者にとって有益な記事である」とGoogleに判断されています。
そのため読者のニーズを網羅するために必要な文字数も予想できます。
具体例には「ラッコキーワード」で見出し抽出をすると、文字数が簡単に分かります。
競合サイトの文字数や見出しの数といった情報を一覧で表示されます。
「どのくらいの文字数で書けばいいの?」と迷っているなら、一度競合サイトの文字数を調べてみましょう。
注意点②:強引に文字数を増やさない
文字数を増やすために、無理やり不要な情報を増やすのは避けましょう。
なぜなら、読者の求めていないムダな情報が入り記事の質が下がるからです。
「カレーライスの作り方」が知りたいのに、途中から「スパイスの豆知識」を説明が始まったら、他のページに移動したくなりますよね?
結果的に、Googleと読者のどちらからも評価されないブログになってします。
あくまでも読者の悩みや疑問を解決するために必要な情報のみを書きましょう。
注意点③:読みやすさを意識する
文章の量が増えると読みにくくなりがちです。
1,000文字以上の記事を書いたとしても、読みにくい記事では最後まで読んではくれません。
読みやすい文章を書くには、次のポイントを確認してみましょう!
- PREP法を使う
- 誤字脱字をなくす
- 箇条書きや表を活用する
- 適度に改行や空白を入れる
- 1文は40~60文字以内にする
- 同じ文末を連続して2回以上使わない
- 1つの見出しで伝えることは1コにする
- 漢字・ひらがな・カタカナの比率を整える
上記のポイントを確認するだけで、文章が格段に読みやすくなりますよ。
執筆後は記事を2回読み直しましょう!
まとめ:読者の悩みを解決するブログ記事を書こう!
今回の記事では、1,000文字以上の記事が書けない原因と対策法について解説しました。
- 1,000文字の記事は読者の悩みを解決できない
- 文字数はSEOに間接的に影響している
- 競合サイトの文字数を分析しよう
1,000文字のブログ記事では、読者の抱えて悩みや疑問をすべて解決できません。
「ラッコキーワード」を使って競合サイトの記事構成や文字数をチェックして、まずは3,000文字以上の記事を目指しましょう!